ワーカープレイスメントとは、全プレイヤー共有のアクションボードに対し、各プレイヤーが順番に実行したいアクションのマスに対しコマを配置していくメカニクスです。ほとんどの場合、先にコマを置かれてしまった場合は他のアクションを選択しなければいけないか、コインや資源などの追加コストを払う必要があります。
マス(行動内容)にコマ(ワーカー)を設置する(プレイスメント)ため、ワーカープレイスメントと表現されています。60分以上の中量級、120分前後の重量級ボードゲームが豊富に存在します。ワーカーによって行うアクションは、個人ボードを発展させるもの・共有ボード上にある自分のコマを移動させるなど、あくまで「自分」の操作であって相手に直接影響を与えるものは多くありません。
しかし、ワーカープレイスメントそのものが、自分以外のプレイヤーに対する行動制限であるために、非常に強いインタラクション(他のプレイヤーに対する影響/干渉)を感じます。